- 2013-2-7
- 福井のイベント
- 若狭・敦賀市・野坂神社『野坂だのせ祭り』田を耕す姿を表現
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2月17日(日) AM 9:00~
『野坂だのせ祭り』
敦賀市・野坂神社
「だのせのせのや~」
田を耕す姿を表現
『野坂だのせ祭り』は、福井県・若狭・敦賀市
野坂山麓の「野坂神社」に、室町時代から伝わる
豊作祈願の伝統行事でございます。
祭りの当日は、午前中
野坂神社にて神田で収穫された
お米で作った菱餅などを
神前にお供えして
五穀豊穣を祈願します。
その後
「万歳楽」(まんざいらく)
といわれる大変素朴な舞を舞い
神田の耕作者を引き継ぐ行事
「頭渡し」(とうわたし)
の儀式が行われます。
午後からは
公会堂に場所を移し
「素襖」(すおう)を着た男衆が
「田うち歌」に合わせて
「だのせのせのや~」
と合いの手を入れながら
くわに見立てたチサの棒で
大太鼓を叩き
田を耕す姿を表現した
「田打ち踊り」を舞います。
これを三回繰り返して
「田植え歌」に変わり
福男の米蒔きや、女性扮した
「小昼持ち」(こびるもち)
などを間に加えながら
稲の苗に見立てた杉の葉を手に
「田植え踊り」を舞い
その年の豊作を祈ります。
[ 野坂だのせ祭り ]
開催日
2月17日(日)
AM 9:00 ~
開催場所
福井県敦賀市野坂
(野坂神社)
交通アクセス
JR小浜線粟野駅から徒歩10分
お問い合わせ
野坂だのせ祭り保存会事務局
0770―25―4265
PS~
敦賀市の野坂神社で開催される
『野坂だのせ祭り』は
旧暦の1月8日(現在は直前の日曜日)
に行なわれております。
こちらは、田遊びの色濃い予祝芸の行事で
室町時代に始まったと言われております。
「だのせ」という名は囃し言葉の
「だのせのせのや」から来たモノで
その語源には「田之生」や「田主」
などの諸説がございます。
「田打ち儀式」「田植え儀式」は
地区の子ども・大人が交互に行われます。
儀式は、音頭に合わせて演じられ
踊り手は「だ~のせ~のせ~のや~」
の威勢のいい合いの手を入れます。
大人の田打ち神事の途中には
福の種(米粒)を持った福男が登場します。
「福の種を巻こうよ~」
と声を張り上げ
米粒を会場中に巻いたりします。
(写真はGoogle画像検索より)
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